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配布物



こちらは私がちょろっと改良を加えたデータを配布する場所になります。
当然ですが、権利等は配布元さんにあります。
そして使用の際は自己責任で。
また、判らない事はいつでもお気軽に訊いて下さい^^

~「続き」 に格納しているデータの一覧~

●VerticalEditorのスタイル&書式設定
●関西弁Windowsを使って静留さんにナビゲートして貰う方法
●ふうかたいせんパッチ
●HiME&乙HiMEのBD Complete Boxで使用されたCMボイス


では、続きからどうぞ!


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うきゃっきゃっきゃっ╰( º∀º )╯



皆様、こんばんは。
とある事からやっと解放された朔夜です。

あ、挿絵作業完了しました! とかではなくて
実は最近家のすぐ近くで工事が始まったんですが
その翌日からハムノイズと言うザーッとかジーッとか
そんな感じの雑音が24時間営業で
有線放送のスピーカー×2から聞こえてたんですよね。
……いや別に望んで付けていた訳ではなくてですね?
当時の流行か何かなのか全戸に有線放送が流れるようになっていて
私が引っ越して来た時にはもう付いてたんです。
まぁ一年もしない内に不動産が有線契約やめますって事で
ただの置き物になっちゃったんですけどw
で、当然のように放送なんて流れる訳もなく
電源自体オフにしていたから何も聞こえる訳がないんですけど
どうやら工事の影響で電圧が変わったらしく
その周波数がノイズ音としてスピーカーから出てたみたいなんです。

ええ……24時間。(ヽ´ω‘)

しかし家族に訊いてみても 「何も聞こえない」 の一点張りで
けど私には確かに聞こえてるんですよね。
オマケに左耳が痛くなる始末で……
こりゃもう耐えられんって事で管理会社 (もとい管理人さん) に電話しました。

朔「ノイズ音がずっとしてるんです……」
管「のいずおん?」
朔「(そ こ か ら か い)ええっと、雑音です、ジーーって感じの」
管「あっ、なるほど。 でもそれって工事の音では?」
朔「夜も絶えず鳴ってるんですよね……」
管「あぁ……夜じゃあ、工事ではないですね……」

判るでしょうか……この時点からそこはかとなく漂ういやーな雰囲気に。
それから二日後、管理人さんから電話が来ました。

管「連絡が遅れてすみません。 連絡先書いたメモなくしちゃって☆」

うぉぉぉいwwww

管「それで……スピーカーがどうとかって話でしたよね。
  夜は鳴ってるんですか?」


^q^
ツ ッ コ ミ が 追 い 付 か な い ♪
ずっと聞こえるノイズ音の所為でイライラしていたのもあって
つい (何言ってんだこのモウロク爺) とか真顔で思ってしまったのは内緒です←
もうね、本当に耳が痛くなる位だったから心の余裕がなくって^^;
まぁ外面はよいので普通に会話して
いよいよ業者さんが来てくれる日取りが決まりました。
ええっ、それはつまり今日です!w

と言う訳で帰って来たら素晴らしい無音の世界が
待っておりましたイエーーーーーィ!!!( ゚∀゚)o彡゜


いやぁ良いですね、雑音が聞こえないって。
PCを置いてる場所の関係上
どうしてもスピーカーのある部屋に居ないといけなくて
その所為で長時間座っていられなかったので
真面目にちょっと挿絵の進捗が遅れてたんですよね。
でもこれでもう何を気にする事もなく作業に打ち込めます♪
……ちなみに。

母「此処の所ずっと耳鳴りが酷くて
  病院に行こうと思ってたレベルやったんやけど
  スピーカー外したらピタッと止まったわ」

朔「っちょ、あれだけ何も聞こえないって言ってたクセにぃッ!!!!?」

どれだけ言っても信じて貰えなかった上に
「ついに幻聴がwww」 「はいはい、また言ってらぁw」
みたいな感じで散々馬鹿にされていたので
この時ばかりは本当に殺意が湧きました(真顔)
普段からTVの音量を大きくし過ぎるなど明らかに私より聴力低いの判ってるクセに
何をいきがってたんだと本当に……(沸々)
まぁ良いのです、これでふざけた発言も出来なくなるでしょうから^^#←

あと、実は長年欲しかった映画のBlu-rayをついに買ったんですが
ルンルン気分(で視聴していたら磁気が飛んでたっぽくて
途中で結構な時間映像は乱れるは音は聞こえないわ
付属のDVDも途中でちょっとおかしな所はあるわで
密林さんに返品して来ました。(´・ω・`)
初期不良なんで恐らく全額返金されるとは思いますが
そのお金でもう一度買おうと言う気持ちにはなれず……
とは言え映画の内容自体は大体見れたので
得したと言うかなんと言うか……やっぱりフクザツな気持ちです。
なんか最近こうした事がちまちまあって
厄日ならぬ厄月にでも突入したのかとしょんぼりする事が多いんですよね。
何かして気持ちを発散させようにも原稿期間なので遊ぶ事も出来ず……
更にしょぼしょぼしょぼ、となっています。
まぁまだ猶予はあるので一日位何もしなくても、特に問題はないんですけどねー。
ただ……こう、何か作業してないと落ち着かなくて……(ァッ

あ、作業と言えば挿絵は現在5枚完成しました。
確か14日から始めたので、悪くない進捗率な筈。
でも表紙とかはまだ描けてません。
……そのぉ、上巻の出来があまりにフィットし過ぎて
こう、下巻のがですね……ちょっとやそっとでは良い構図がですね……(滝汗)
ま、まぁなんとかします、頑張ります!(漂う社畜感)
それと挿絵は前回のトラウマから
(この濃さだと黒く塗り潰されないかな……)
って毎回めちゃくちゃ怖がりながらやってます←

とか色々お話した所で拍手お返事!
ぱちぱちだけの方々もいつも本当にありがとうございます♪(*'∀'人)♥*+

『マイキー』 様。
労いのお言葉、ありがとうございます><
武田くん的には一緒に食事して貰えていますし
記憶にも留められていなかった事を考えると、今の時点でもう役得感凄いですよね(笑)
静留さんの面白反応についてですが……すっごい良く判りますwww
やっぱり苦しみ悶える姿こそ彼女が最も輝くと言うかなんと言うかゲフゴフ。
いやまぁ普通に幸せそうにしてるのも好きなんですけどね!w
でもなんと言うか……私は闇の藤乃病重篤患者なので(




ではそろそろ失礼して、今宵もまた挿絵製作に精を出して来まっす!



セフレ静なつ51



―――あれから二週間、静留からの連絡は全くなかった。

校内で見掛けても即座にそっぽを向いて踵を返していたので
会話を交わすどころか一度だって接触していない。
お蔭で丹念に仕込まれた毒によってたまに身体が激しく疼く時があったが
今回と言う今回は本気で頭にキていたなつきは自分から連絡すると言う事はなく
その顔を見る度に睨み付けて徹底的な無視を続けていた。
だが人でなしからすれば大して気に留めるような事ではないらしく
相変わらず可愛い年下の女の子を侍らせて楽しそうに笑っていた。
あいつはけだものだから私が居なくなった程度じゃ困らない―――
最初からそう思っていたなつきではあったが
しかし毎日のように抱き合っていた相手が急に怒って距離を取ったと言うのに
まさか一切機嫌を窺う事もせずに
此処までいつも通りに過ごしている姿を見る事になんて
流石にちょっと想像もしていなかった。

―――気持ち悪い、な。

要するに、所詮はその程度の相手だったと言うだけだ。
ただ身体だけを求められていたのは初めから判っていたし
むしろお前はそう言う奴だよなと納得している部分さえある。
だから自分に相手されなくなった途端に
静留が他の女を求める事に其処まで思う事はなかったものの
なつきにはその行動があまりにものっぺりとしたものに見えてしまい
薄気味悪く感じられて仕方がなかった。

「……ふぅ」
「ん? どうかしたか?」
「いいや、なんでもない。
それより明日、10時に月杜の駅前で集合で良いんだな?」
「あ、あぁっ!」

ガタッと今にも席を立たちそうな勢いで喜んだのは武田将士だ。
食事の誘いを受けてからちょくちょく話すようになり
現在食堂で明日一緒に遊びに行くと言う話をしている所だった。

「しかし私と一緒に出掛けたいなんて物好きな奴だな」
「何を言う! お前と出掛けたい奴なんて、他に一杯居るんだぞ!?」
「いや居ないだろう」
「居るから言ってるんだ!」
「はあ……でも誘われた事なんて一度もないんだが」
「それは玖我がクールだから声を掛け辛いだけで
皆本当は誘いたくて堪らないんだ」
「よく判らないな。 どうして私がクールだと誘い辛いんだ?」
「え、や、だって……いつも声掛けたら怒られそうな顔してるから」
「む? そうなのか?」
「あぁそうだ。
だからこうして玖我とご飯を食べるようになって
意外とそうじゃないって事が判って俺も心底驚いた位だ」
「そうか…………この顔の所為もあるのか」

なつきはしみじみとそう呟いて、自分の顔に両手をむにっと宛がった。
今まで我を通す態度が気に入らないから
誰も近付いて来ないんだろうと思っていたのだが
確かにそんな顔をしているなら声を掛けるのが憚られるだろう。
そう納得するなつきは、この将士と言う先輩と話すようになってから
静留と会うだけでは判らなかった事が客観的に知れるようになったのが嬉しかった。
やっぱりセカンドオピニオンって言うのは大事なんだな!
少し使い方は違うものの見聞を広げる事の大切さを痛感し
そう思うからこそ何かと構いに来てくれるこの将士との関係を続けていた。
わざわざ自分から声を掛けなくても良いのが楽、と言う下心があるのはご愛嬌だ。

「にしても遊園地か……もう十年以上行ってないな」
「え、そうなのか?」
「自分一人だと中々そんな気は起きないだろう?」
「なら友達と行けば良かったのに」
「……そうだな」

たまに、こう言う無神経な事さえ言わなければ、話し相手として申し分ないのに。
これが玉に瑕ってヤツなんだなと思うなつきは
やや八つ当たり気味に 〝昼食の〟 チョコケーキに
ぶすっとフォークを思いっ切り刺して口へと運んだ。
そんな折、ふと 「おや、随分と楽しそうだねぇ」 と言う麗らかな声が届いた。
振り返れば眉目秀麗文武両道で有名な副会長が居て
その隣には容姿端麗才色兼備の権化たる淫獣……もとい生徒会長が居る。

「あれ、黎人に藤乃、こんな所に居るなんて珍しいな」
「いつも贔屓にしてるお弁当屋さんが今日お休みでね。
だから藤乃さんとこうして食堂デートと言う訳さ」
「いややわぁ、黎人さん、冗談でもやめておくれやす」
「ははは、ごめんごめん。 まぁそんな訳で、相席しても良いかな?」
「あぁ勿論良」

かちゃん。

「えらいおおきに~」
「お、おぅ……?」

将士が快諾するよりも前に、静留が着席した。
よりにもよって物凄くバツの悪い顔をしたなつきの隣に。

「じゃあ僕はこっちに座らせて貰おうかな」
「い、いや、その、ほら、お前達は学園最強のカップルなんだろ?
私がそっちに行」
「うふふ、あり得へんわぁ」
「あはは、あり得ないねぇ」
「いやでも俺としては全然アリだぞっ?」
「将士、僕はご飯を美味しく食べたいタイプなんだ。
親友なら協力してくれるだろ?」
「ええっ、なんだよソレは……
と言うかお前、この間俺を売ろうとしてたじゃないか」
「なんの事か判らないなぁ」

余程学園最強のカップルと言う噂が二人にとっては心外なのだろう。
どちらも柔和な笑顔を浮かべてはいたが
その雰囲気は全く全然これっぽっちも笑ってはいない。
お蔭でなつきはさっきまで美味しく感じていたケーキが
今やすっかりただの砂を噛み締めているようにしか感じられなかった。



ちょっとご報告



皆様、こんばんは。
なんとかストックを溜める事に成功した朔夜です。

じゃあ失礼しm……いや流石にもうちょっとお話しますとですね?w
12月の中頃まで溜める事が出来ました。
なので今月はもう途中で途切れる事はありません!٩(ˊᗜˋ*)و
ただ……個人的にやーっと執筆モードに入れた&
「よーし、此処から盛り上がってくぞー!」 って所で
今日から挿絵の作業に入らないといけなくなったので
物凄くしょんぼりとしております(´・ω・`)
一度書く事から離れるとまた書き始める時に
ブーストと言うかそう言う感性モードと言うか
そんな感じのものに入るのがとても難しくてですね
書き始めの第一話は特にこれまでの感じと違う風になってしまうんです。
……それが皆さんに伝わってると思ってるのは私だけかもしれませんが><
でも伝わってないならその方が全然良いんですけどねw
ちなみに 「え、これまで書いてたんじゃないの?」 と思われるかもですが
編纂の為にちょこちょこっと書き足すのと
ゼロからお話を綴るのとでは頭の使い方が全く違っているので
実際セフレのストックを溜めようと改めて筆を取った時
全然書くモードに入れなくて延々と苦悶してました。
まぁこうなるのは私だけで
他の方はもっと上手く両立させられるのかもしれないですがggg
うーん羨まC!

あ、ちなみに一日だけお休みしてた時に
これまで読めていなかった漫画があったので読んでたんですよね。
それは 「無能なナナ」 って言う漫画作品なんですけど
特別な力を持たない主人公が一人で悪魔相手に奮闘するようなお話で
でもその悪魔って本当に悪魔なの?
主人公の子、マインドコントロールされてるんじゃないの……?
って不安が常に付き纏うサイコバトルアクションものって感じで面白いので
興味がある人は良かったら読んでみて下さい♪
……その主人公を判り易く例えると未来日記って作品の我妻由乃を
もうちょっと年相応の人間らしくした感じです(例えェ!w)
本当なら画像とか貼ってご紹介したい所なんですが
此処で姿を見せてしまうと早くも完全にネタバレになってしまうので
もうどうか直接見て下さいっ><

第一話

せめてこの第一話だけでも!(笑)
最初は某とある作品(系の俺TUEEE! ものなのかなぁと少々ガッカリしたんですが
最後まで見れば全然そんな事なかったと判るお話です。
むしろ掴みの為に敢えてそうしてたのかやられたなぁ! って私は思いましたw

と、最後にオススメした所で、今夜からせっせと挿絵をこしらえて来ますねw



セフレ静なつ50



「大体、あいつでなければならない理由なんてない訳だ」

日を二回跨ぎ月曜になった今でもなつきの憤りは収まらず
腕を組んで肩を怒らせてさえいた。
しかし口ではそう言っても、自分には静留しか居ないのは嫌でも判っている。
それがなつきの憤慨が未だに収まらない原因の一つでもあった。
何せその縛りがあるからこそ
若くして邪智を極めたあの性悪に足元を見られて、好き放題にされているのだから。
でもこれまでは 〝協力して貰っている〟 と言う認識があったから
散々人権を無視した行為をされても
WinWinだとまだ折り合いを付けられてもいた。
しかし此処まで下に見られていると痛感した以上
もうその事実がとにかく気に食わなくて仕方がない。
なら自分の気持ちをハッキリと伝えれば良いのだろうが
しかしあの邪淫がそれで考えを改めるとは思えないし
まるで私だけに構っていてくれとお願いするようで恥ずかしく
また面倒臭い女だと思われそうで、なつきはそれも嫌だった。
となると他の方法……例えば別の人間に乗り換えると言う手があるが
しかし自分の実験に付き合ってくれる相手なんて
他に居ないからこうして悩んでいる訳で。
なつきはそんなジレンマを抱えた自分自身に対しても苛立っていた。

「っはあ……誰か私に言い寄って来ないだろうか……」

他力本願な事を小さくそう呟いて辺りを見渡すと
誰も彼もが遠巻きに怯えたような表情をなつきに向けていた。
それはひとえに端整な顔立ちをした人間が
真顔で怒りのオーラを無遠慮に撒き散らしていた所為なのだが
それを自覚していないなつきは
どうしてこうも私は好かれないのだろうかと小首を傾げる。
すると不意に 「く、玖我じゃないか!」 と声を掛けられ
振り返ると其処には先日少し会話をした武田将士が居た。

「えっ……あぁ、えっと……なんだ……タケ、なんとか……」
「武田! 武田将士だ、剣道部主将のっ!」

名前の一つも覚えて貰えていなかった事実をこんな所で唐突に知らされた将士は
泣きそうな顔でズビシと自分自身を指差し
なつきはその情けない面につい口元を緩める一方で

主将だからなんなんだろう?
名前ですら覚えてない奴を何処に所属してるかで覚えてる訳がないのに。
もしかしてマウンティングの一種だろうか?

と、内心で悪い癖を発揮していた。
まさかそんな事を思われているだなんて予想だにしていない将士は
そわそわと落ち着かない様子で 「と、所で……今から昼か?」 と訊いて来た。
その質問自体もそうだが
やたらと汗を掻いて頬を赤くしているのだから
将士がなつきの事をどう思っているのかなんて見るからに明らかだろうに
私は誰にも好かれないんだと自分で刷り込んでしまっている所為で
当の本人は全く気付かないどころか
明後日の方向を見ながら 「まぁ今は昼だな」 とトボけた返事までしてみせる。
将士はそれに対してずるっと肩を落とした。

「え、や、そ、そう言う事じゃなくてだな?」
「っふ、判っている。 ただの冗談さ」

なつきが珍しく笑った瞬間、将士は咄嗟に胸を押さえた。
美人はただ笑うだけでも素敵だと言うのに
いつも眉根を寄せてる彼女が初めて笑った姿を見せてくれたのである。
お蔭で健全な青少年である将士には衝撃が強く
心臓が変にドクドクと高鳴ってしまっていた。
そうとは知らないなつきは、不思議そうな面持ちを彼に向ける。

「でもどうして私なんだ? お前には友達やら部員やらが居るだろうに……」
「えっ、どうって、それは……前から話してみたいと思ってて、だな」
「はあ……それで私と何を話したいんだ?」
「な、何って言うか……お前みたいなタイプ、初めて見たから。
だから気になって、俺……」
「良く判らんが……物好きな奴が居たものだな。
まぁ一緒に食べる位なら、全然構わないが」
「ほ、本当か!?」
「こんな事で嘘を吐いてなんになるんだ。
それよりさっさと行くぞ、早くしないとデザートの時間になるからな」

将士の申し出をあっさり受け入れたなつきであったが
どうやらデザートの方が余程大事らしく
早速スカートをひらりと翻して食堂へと向かい始める。
その背中にはまさに我が道を往くと言った雰囲気があり
それに将士は気圧されつつも慌てて後を追った。

「お、おい、デザートの時間ってなんだ?」
「あぁ、皆食べ終わったらデザート類を頼むだろう?
そうなると売り切れ必至、私の食べる物がなくなってしまう」
「へえ、意外だな、甘い物得意じゃないイメージがあった」
「そうなのか? そう思われていた事の方が私には意外だ」
「だって玖我はクールな見た目してるから」
「見た目がクールだと甘い物が好きじゃないってなるのはおかしいだろ……」
「そうか?」
「そうだ」
「ははっ、玖我って結構面白い奴だったんだな」
「待て、今の会話の何処にそう思う要素があった?」

そうして他愛のない話をしながら肩を並べて歩く姿は
さながらカップルのようである。
無論なつきはそんな意識などこれっぽっちもしていなかったが
静留と交わす普段の会話が妙に張り詰めていて重いだけに
気を抜いた状態で誰かとこうしてなんでもないやり取りをするのは悪くないと
此処の所ずっと強張っていた表情を緩ませるのだった。